2011年2月アーカイブ

金具コレクション

外国へ旅行をするとなんとか頑張って探し出したいお店のひとつに
金具屋がある。
日本に住んでいてさえ「おすすめの金具屋さん教えて下さい」との質問に
答えられる人はいないだろう。わたしだって答えられない。
わたしにとっての金具というのは、釘やネジや蝶番やクリップや把手や鍵などの
こと。
ちいさい金物のカタチが好きで、見つけてはコレクションしている。
たまに自分で使うときもあるけれど、集めるのが好きなのだ。
集められたモノたちが本来の役目を遂行する日はいつになるのか、
とも思うが、コレクションとはそういうものだと思い眺めている。
たまに異なるカタチを組み合わせてオブジェを作ってみたりもする
金具好きとはいえ、ぴかぴかのステンレスやぴかぴかの真鍮ではなく、
少しくすんだ銅色がいい。
ヨーロッパの方が好みの金具屋に辿り着ける頻度が多い。
わたし好みの金具があるのは、やはり老舗なのだが、
当然そこには一日かけても見切れない程の小さな金具がしまわれている。
どこの国でも外国人がなんでこんな金具を買う必要があるのか、
と首を傾げられるが、それにはもう慣れている。
彫金のアクセサリーもいいとは思うけれど、
身につけられない様式美がたまらなく好きなのである。
たまに部屋に飾る写真や絵がある時に、
お気に入りの細くて小さな釘を選び出せる至福感といったらない。

星座の役割~肉眼で見えるものが論理の根拠

爆笑問題の太田光を「知性派芸人」と見なす人たちが一部いるようなのですが、僕は彼のことをかつて一度も「知性がある」と思ったことはありません。どちらかと言うと中途半端に知性があるように振る舞っていて、逆に自分の視点の狭さを露呈しているだけの人物という印象の方が強いですね。

以前何かのテレビ番組で太田光が「星座なんてものを作り出したヤツは馬鹿だよ! だって、星と星を線で繋いでいるけど、それぞれの星は地球からの距離が全然違うんだぜ? そんなのを線で繋いで、やれあれが白鳥だ双子だなんだって言ってるのは馬鹿だよ!!」と言っているのを聞いて、「お前の方がよっぽど馬鹿だよ、、、」と思ったのは僕だけではないはずで、どちらかと言えば「そんな発言をしている太田光こそ馬鹿」と思った視聴者の方が多かったに違いありません。

なぜ馬鹿か? 理由の一つ目。彼の発言は、天体望遠鏡の発明によってそれぞれの天体の距離には違いがあると判明したことを前提にしていますが、それを星座という概念を作り上げた太古の人々にそんなの分かるわけもない。現代を生きる我々だって、あれらの星は地球からの距離がそれぞれ違うんだよと言われてもにわかには信じがたいと思っているでしょう。詩人・田村隆一の『腐敗性物質』という詩集にこんな作品が収められています。

「おれたちは

あくまで天動説の世界に生きている

太陽は東から昇り西に沈む

肉眼で見えるものだけがおれたちの

論理の根拠だ」

うん、まさにその通りですよ。星々が等距離にないという天文学的知識を土台にした星座否定は頭でっかちの暴論でしかありません。

理由の二つ目。星座は、ただ星と星を繋げて楽しんでいたわけではなく、生存上大きな役割を果たしていた(いる)のです。天体の運行が、いま現在の位置を同定するのにどれだけ有効かは言わずもがなだと思いますが、その天体の運行を把握するのは難しいですよね。ですから、星座というものを発明して、誰でもそれが分かりやすいように、それぞれの形に神話の英雄などを当てはめて覚えやすいようにした。これが星座の大元の役割だったはずです。何も天体観測してきゃっきゃ言って楽しむために創出されたわけではなく、我々の祖先が生きていくために働かせた知性の名残なのです。名残っていうか、今でも多いに役立っていますが。


というわけで、そんなことも考えずに、無思慮にも「星座とか馬鹿すぎる」と公衆の面前で騒ぎ立てている太田光のどこに知性を見出せば良いのか。もちろん、今回のは一つの例にすぎなくって、他にも例を挙げたらキリがないですし、知性を感じさせる場面の例を僕は挙げることができません。

なんで太田光の話なんて急にしたくなったんだろう?

別に彼のことなんてどうだっていいんだけどな。。

逮捕の瞬間!?

よく「街中には面白いことが潜んでいる」といい、
実際に体験してきた街中の面白いことがいっぱいありますが、
この前、それに終止符を打つような状況に遭遇してしまいました。

終止符というか、これ以上、
街中で見れる凄いことはないだろうっていう、
そんな現場に立ちあったわけです。

一言で言うと「逮捕の瞬間」。

別に殺人事件とか新聞に載るような、
凄い逮捕シーンに遭遇したわけではないのですが、
あれは流石に私も驚いてしまいました。

事の発端は東京都内のとある繁華街の路地裏でのこと。

ちょっと食事でもしようかと思い、
慣れた土地ということもあって繁華街の裏路地を歩いていたわけです。

すると前方で2人のスーツを着た男性が、
面と向かって話をしていました。

2人ともスーツで、明らかに片方の年齢がもう1人と比べて、
年配だったので、会社の上司と部下が話しているんだと思って、
私は彼らに近づいて行ったわけです。

そして彼らの顔が鮮明に見れる位置まで来て気付いたのですが、
明らかに年の若い人の顔が「顔面蒼白」状態だったんです。

それを見て「え?何?上司にめちゃめちゃ怒られてるの?」と、
私は思ったわけですよね。

だってそうでしょ?流石にそれが逮捕に至るまでのやり取りとは、
日常生活では決して思わないですからね。

でも明らかに怒られている風の人の顔色が悪すぎたので、
流石にちょっと変だな?と思ったわけです。

見るからに、直観として「絶対に喧嘩にはならない」とも思いましたし。

ドラマ『告発~国選弁護人』

 冬は当たり前ですが寒いです。寒いから動きたくない、そんな人はテレビをつけてみてください。映画館に行かなくてもいいドラマをやっています。え?「例えば?」ですか?しょうがないなあ。ちょっとだけですよ。じゃあ、一つだけご紹介しましょう。二つはダメです(笑)。

 テレビ朝日ではドラマに力を入れています。「相棒」も人気が出ました。今回ご紹介するのは『告発~国選弁護人』です。主人公の佐原弁護士役に田村正和さんが登場していました。既にドラマが終了してたらすみません。でもDVDとして販売あるいはレンタルされるかもしれません。さて、彼の魅力は警部補の刑事・古畑任三郎の出ていたドラマでご存知ですよね。今回は法廷でのやりとりも多いので、難解な法律用語が出てきます。法律を勉強している学生さんなら見ておいた方がいいでしょう。裁判員制度も意識したセットになっています。

 田村正和さんは古畑任三郎のときの髪型なので、以前見たのと同じイメージです。俳優さんはいい表情をします。主演だけでなく脇役も錚々たる面々です。演技に定評のある方々ばかりです。ナレーターは遠藤憲一さんです。彼のナレーションもいいです。低い声なのでドラマが締まっていました。シナリオもよく練られているようです。演出も凝っていました。是非ご覧になるのをお勧めします。

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